烏丸御池のケヤキ並木は
もうすっかり初冬の気配。
ひんやりとした空気のなか
かさかさと落ち葉を踏みながら
研修会場に向かいます。
午前10時
しんそう療方の創始者である
林会長先生の写真に一礼して
研修会がスタート。
辻中先生による解剖学講義
今月の技に関連した
関節の運動に関する筋についての
講義を受けます。
竹内先生の講義と症例発表
しんそうの一番の特徴は検査があること。
手足の左右差、これと静的検査を
いかに繋げて検証していくか?
症例の患者さんは
‘‘足の痺れ、喘息、背中の痛み
まっすぐ立てない、呼吸がよくできない"
など多くの症状に苦しんでおられましたが
3回の施術で息が通常に近くできるようになり
身体が安定して立てるようになったとのことです。
症例では様々な症状の患者さんが登場しますが
どの方も手足を揃えただけで改善していきます。
人間の身体の仕組み、力を信じているからこそ
成立する手法だと改めて実感します。
会長先生の講義と実技の映像を視聴
この時は会長先生の言葉や動きを
”一言も聞き逃したくない、見逃したくない”
という思いからか
前のめりになっている研修生の多いこと!
やる気を感じます。
その後、各班に分かれて練習
初等科はまず
しんそうの基本である検査の練習から
辻中先生、竹内先生のアドバイスを受けながら
”難しいけれど楽しい”
そんな感じが伝わります。
他の研修生は
講師の夏目先生が見回りながら
指導してくださいます。
技の指導のさることながら
研修生のどんな質問にも
答えてしまう夏目先生!!
話は技にとどまりません。
心のあり様、日常生活のことから宇宙まで
つい引き込まれてしまいます。
気づきはどこにでもあるということ
それは特別なことではなく
ただ気づくか気づかないか
の違いがあるだけなのかな?
とも思います。
練習中は出来ないこと
わからないことばかりですが
会場の雰囲気は明るく活気に溢れていて
あちこちで笑い声や歓声があがっています。
悩みや疑問は習得のスパイス!
真剣であっても深刻にはならない。
真剣にやるから楽しい!
それが京都研修会の醍醐味です。
最後に会長先生に一礼して終了。
来月も楽しみです。
しんそう療方京都研修会では
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見学も随時受け付けています。
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